子どもが産まれて、初めての海外渡航。
ワクワクする気持ち半分、あれもこれも準備しなきゃと焦ってしまいますよね。
更に、準備に時間がかかるのが
「パスポート」
パパママは持っていたとしても、期限切れで再度申請しなければならなかったり、子どもは何歳から必要なの?
と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
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結論、子どもは「0歳」から取得可能。何歳、何ヶ月であっても、海外へ行くのであれば、必須です。
出生届提出後、その情報が戸籍に登録され、必要書類を揃えられるようになれば、パスポート申請が可能になります。
海外に行くと決まったらならば、出来るだけ早く申請しましょう。
既にパスポートを保有しているご家族も、国によっては、入国又はビザ発給時に、パスポート残存有効期間を確認される場合があるので「残存有効期間」を確認してね。
因みに、韓国は3ヶ月以上、タイや、ベトナムは6ヶ月以上など、入国する国ごとに異なります。
旅行先の国はどのくらいの残日数が必要なのかを調べてください。
Googleで
『行く国名+ 残存有効期間』
と調べれば簡単に出てきますよ。
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パスポートの種類について
一般的に、取得できるパスポートは以下の2種類
「10年有効パスポート」(赤冊子)「5年有効パスポート」(紺色冊子)
効力としてはどちらも同じ。異なる点は「申請手数料」「ページ数」「有効期間」で、
18歳以下は特に成長の過程で外見が著しく変化するために有効期間5年のパスポートのみ申請できます。
実は日本には上記以外にも「公用」「外交用」「緊急用」あわせて5種類のパスポートがあるよ。この3つは国会議員や皇族などに発行される特別枠なので、今回詳しい説明は省きます。
子どものパスポート申請方法について
パスポート申請の必要書類と注意事項
住民票を登録している都道府県のパスポート申請窓口で申請してください。
必要な書類は以下の通りです。
- 「一般旅券発給申請書」1通
- 「戸籍謄本(原本)」1通
- 「証明写真」1枚
- 「身分証明書」
- 「住民票」1通 (必要であれば)
1つずつ、見ていきたいと思います。
「一般旅券発給申請書 1通」
こちらは、パスポート申請窓口で貰えますので、事前に準備する必要はありません。
>>>こちら<<<からダウンロードも可能
「戸籍謄本(原本) 1通」
家族全員分の情報が載っているものです。戸籍抄本や戸籍の附票、除籍謄本などは不可なのでご注意ください。
作成後6ヶ月以内で、記載内容が最新のもの。
同じ戸籍の家族が同時に申請する場合は、家族全員分の情報が記載された戸籍謄本1通で申請可能。
「証明写真1枚」
パスポート申請に必要な4.5×3.5cm(ふちなし)サイズの証明写真
子ども(特に乳児)は、機嫌やタイミングが悪くてなかなか撮れない事もありますので、時間に余裕を持って撮影しましょう。笑顔の写真、指をしゃぶっている写真などは使用できません。
息子はカメラを向けるとどうしてもニコッと笑ってしまう癖がついてしまっていて、無表情の写真を撮るのに苦労しました。
「身分証明書」
子どもの身分証明書は「健康保険証」「母子手帳」「子ども医療証」などで
良いそうです。
当日、連れて行く大人の方の身分証明書も必要になります。
その場合は、運転免許証やマイナンバー、保険証等が必要になります。
「住民票の写し 1通(必要に応じて)」
作成後6ヶ月以内のもの。
住民票がある自治体で申請する場合は窓口が、住民基本台帳ネットワークシステムを使用して情報を確認する事もあるので、不要なケースもあります。各窓口にお問い合わせください。
パスポートは、6か月以内に受け取らないと失効しますので、必ず受け取ってくださいね。
子どもの写真撮影と署名の方法
証明写真はちょっと厄介。
カメラ目線にならなかったり、目を瞑ったり… 。指しゃぶりをしたり…。
普段の笑顔を撮るだけでも苦労するのに、証明写真となると、一段と苦労します。
さらに、パスポート用の写真は結構ルールが厳しいんです。
最近は、子供用パスポート写真を撮ってくれる写真館もあるみたい。
プロにお願いするのも手ですね。
我が家はお願いする時間がなかったので、このアプリを使ったよ。
無地の白シーツの上に赤ちゃんを寝かせて、上からこのアプリを使って撮影する。自宅で取れるので、ご飯後や、お昼寝後のご機嫌なタイミングで撮れます。
コンビニ印刷でOK コピー代1枚30円〜40円で準備できちゃいます☆
\パスポート写真の規定と撮影のポイント/
写真は、申請書に貼らずにそのまま持って行ってね。
子どもの署名の書き方と注意点
未就学児の場合は基本的に、その親権者が申請者の名を代理で署名可能
(小学生以上は、必ず本人の署名が必要)
申請書は、全て黒or濃い青のボールペンでの記入。マジック、消せるボールペンは不可。親権者が書いた文字がそのままパスポート冊子に転載されるので丁寧に書きましょう。
パスポート発給までの期間と受け取り方法
パスポート発給までの所要時間と手続きの流れ
所要時間
地域や時期によって異なりますが、1週間〜10日間程度と考えておいたほうがいいです。
混んでいる場合はそれ以上かかることも。飛行機を手配する際にパスポート番号が必要な場合もありますので、海外旅行へ行く際は余裕を持って、取得しておいた方がスムーズだと思います。
パスポート発給までの流れ
必要書類記入後、申請窓口にて申請
※申請時に渡される受理票はパスポート受領の際に必要になるので必ず保管をしておきましょう。
↓ ※1週間〜10日
申請した窓口にて受取り
パスポートの受け取り方法と窓口の場所
必ず、お子さん本人も受け取りに行く必要があります。
お子さんも同席させてください。
・赤ちゃんだし本人が受け取れないからといって、連れていかない
・連れて行くと、時間がかかるから保育園や幼稚園に預けている間に親権者が1人で取りに行く
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以下が受け取り窓口一覧です。
申請後の受取り窓口の変更は一切できないみたいなので、受け取れる窓口で申請しましょう。
パスポート申請手数料
パスポート申請手数料の支払いは、「申請時」ではなく「受け取り時」です。
基本的には、パスポート申請窓口に現金を持って行けば、収入証紙と収入印紙が購入できます。
合計 | 収入証紙 | 収入印紙 | |
10年用パスポート(18歳以上) | 16,000円 | 2,000円 | 14,000円 |
5年用パスポート(12歳以上) | 11,000円 | 2,000円 | 9,000円 |
5年用パスポート(12歳未満) | 6,000円 | 2,000円 | 4,000円 |
さいごに
都道府県によって、規定が異なる場合がありますので、お住いの市区町村のホームページ等でよく確認してください。
今回は、「子どものパスポート申請方法と注意点まとめ」について解説しました。
パスポートが準備できたら、次の心配事は、お子さんと一緒に乗る飛行機ですね。
「機内への持ち物」「機内での過ごし方」…などなど、こちらも何かと心配がつきません。
このブログでは、子連れ旅行に役立つ情報を発信しています。他の記事も是非参考にしてください。
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